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月見山地域の「細街路」に対する感想

 前日の現地見学会に引き続き、18日はオプションで月見山地区の自由参加見学会を催した。案内役は森川憲二弁護士と安崎義清司法書士に、税理士会からは北村、夛田、藤原、橋本が引率した。震災直後は壊れた家屋も多く「まちづくり」が活発に議論された地域である。戦後復興土地区画整理事業が未了であり、さらに中央幹線道路整備計画が進行中のため、震災後、阪神・淡路まちづくり支援機構が支援に入り、「まちづくり」方針の協議を数回行ったが、住民同士の意見の対立など多くの問題があり、「まちづくり」方針が纏らず支援機構としては頓挫した地域であった。

当日は、震災当時の里見自治会長と佐藤事務局長の熱心な活動記録の報告を受けた後、地域の見学会に移った。きれいに整備された川とビオトープ、公園内にある安心コミュニティプラザを見る。ここまでは自治会の努力の結果が行政を動かし、「まちづくり」が成功したように見える。いよいよ目的の「サイガイロ」にはいる。耳慣れない言葉であるが、「細街路」と書き、道幅2mほどの街路で曲がりくねったり、行き止まりであったり、街路に井戸があったり、車はまず通れない道のことである。この井戸は現在使われていないが、震災当時は水道が出ないため、かなり利用され地域の人々に役立ったことだと思う。
 地震のつめ跡は今も残り、再建築できない状態で空き地のままになっている、一方ではまちづくりを待ちきれずに新築の家も建っている。この街並みは私が子供のころに見た風景とそっくりだ。4~50年の歳月が経過したにもかかわらず街並みは何も変わっていない。最近脚光を浴びている街並み保存や景観保存とは趣を異にする。
もしも昨日見学した湊川地域のように火災が発生したら、この地域は現代の消防設備をもってしてもかなりの面積が消失することを予測すると、背筋がゾーとする。「細街路」が「災害路」にならないように一日でも早く地域住民の協力の得て、土地区画整理事業などを含めたまちづくりが行われ、少なくとも4m道路になることを強く望みたい。
                                            近畿税理士会
                 橋  本  恭  典

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2004.01.17(Sat)04:46 | 6 神戸フォーラム
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